2年で4回、総額3億ポンド超 IG Groupが自社株買いを止められない理由
ロンドン証券取引所(LSE)に上場する大手オンライン取引グループのIG Group(証券コード:IGG)が、1億2500万ポンド(約240億円)規模の新たな自社株買いプログラムを開始した。
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概要:シカゴの大手プロップファーム ジャンプ・トレーディング(Jump Trading)が、米予測市場プラットフォーム「カルシ(Kalshi)」でマーケットメイクを開始しました。

シカゴの大手プロップファーム ジャンプ・トレーディング(Jump Trading)が、米予測市場プラットフォーム「カルシ(Kalshi)」でマーケットメイクを開始しました。
ウォール街でも実際に動き出した大手はまだわずかで、その一角がついに「イベント予測」の世界へ踏み込んだ形です。
背景にあるのは、この1カ月だけで取引額74億ドル(約1.1兆円)という急成長です。選挙、経済指標、スポーツの勝敗まで「結果のある出来事」に投資する市場が一気に存在感を増しており、流動性を求めて金融業界が続々と目を向けています。
関係者によると、ジャンプはすでにKalshiで複数のイベント契約に流動性を供給し始めています。最も人気を集めるのはスポーツ分野で、10月最終週だけでカルシ全体の出来高が11億ドルに到達。従来「ニッチ市場」と言われてきた予測市場は、もはや趣味のレベルではありません。
同業他社の動きも活発です。AQRの共同創業者クリフ・アスネス氏は「スポーツベッティング参入を検討している」と明言。老舗のSusquehanna International Group(SIG)もすでにKalshiでマーケットメイクを実施しているとされます。
しかもKalshiは先月、100億ドルの資金調達を完了し、評価額は110億ドルに跳ね上がりました。わずか1カ月で約2倍の成長です。Andreessen Horowitz、Sequoia、CapitalGなどシリコンバレーを代表する投資家が一斉に乗り込んできました。
Jumpは2010年代後半、ロンドンを拠点にBetfairなどのプラットフォームでスポーツベッティングに特化したチームを保有していましたが、2023年ごろに撤退。
しかし今回は、明確に「金融商品」として整備された予測市場という新たな器のもとで、再びこの領域に戻ってきた格好です。
投資部門のJump Capitalは、初期の合法予測市場Sporttradeにも出資しており、同社が長年この分野に関心を持っていたことが浮かび上がります。
さらに暗号資産取引所の大手・Coinbaseが、Kalshiの規制インフラを使った予測市場サービスを開発していることも判明しました。リーク画像には、Coinbaseブランドのインターフェースがすでに完成している様子が映っており、運営主体は同社のデリバティブ部門「Coinbase Financial Markets」になる見通しです。
利用者はUSDCを入金するだけで、経済、スポーツ、政治、テックなど幅広いイベントに投資できます。Coinbase幹部は今年、「あらゆるものの取引所を作る」と語っており、その言葉どおりの展開となりつつあります。

ロビンフッドも、予測市場が急成長した事例のひとつです。7〜9月だけで23億件のイベント契約が取引され、10月にはさらに25億件へ増加。同社によれば、予測市場とBitstamp買収に関連する収益はすでに年換算で1億ドル規模に到達しました。
第3四半期の売上は前年同期比129%増の12.7億ドル。株式、オプション、先物と並び、予測市場が成長の柱になっています。
KalshiはStockXとの提携を発表しました。これにより、スニーカーやアパレル、コレクターズアイテムの「転売価格」を対象にしたイベント契約が新設されます。
たとえば「このスニーカーは発売後に◯◯ドルを超えるか」「今年の大型セールで一番売れるブランドはどこか」など、実際の消費トレンドと結びついた新カテゴリーが誕生。Supreme、ポケモンカード、Labubuの限定フィギュアなど、カルチャー色の濃い商品も対象です。
Kalshiのタレク・マンスールCEOは、「スニーカーやコレクターズ市場は、明確な結果を持つリアルイベントそのものだ」とコメントしています。
一方、各州のギャンブル規制当局やネイティブアメリカン部族が、予測市場の合法性を巡り裁判で争っています。ただ、これらのプラットフォームは取引を「ギャンブル」ではなく「金融契約」として扱うことで州法の回避を図っており、連邦レベルではCFTC(商品先物取引委員会)が明確な停止措置を取っていません。
KalshiはCFTC規制下ですが、Polymarketは分散型ゆえ審査が厳しく、ルーマニアでは「未許可ギャンブル」としてブロックされました。
ただ、市場がさらに大きくなるには、ジャンプやSIGのようなプレイヤーが本格的に流動性供給を拡大し、売り手と買い手の双方を支える必要があります。予測市場が次の金融トレンドへ育つのか、その行方は今後大きな節目を迎えそうです。

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